今日のランチは、「洋食の店 吉長亭」。
京都市下京区、西洞院高辻下ルにある洋食屋さん。こちらは平日のみ営業なのでこの年末のタイミングを狙って訪問です。

西洞院の大通りに面しています。歴史を感じる外観です。どうも大正時代創業だそうです。
ひっそりとしたお店ですが次々とお客さんが入っていきます。道を挟んだ正面のコインパーキングに車を駐めて急いで訪問します。

店内はレトロなテーブルが変則的に並びます。ちょうど私の前のお客さんで満席になったようで少し待たせていただきます。しばらくして常連さんが食べ終わりそうなので相席で待ちますかと席に案内されます。

店の奥はL字型に曲がっていてそちらの席に着きます。家族連れや職場の同僚に学生さんにお一人様と客層は多様です。
お昼のメニューは、A、B、スペシャルとコンビネーションがあります。単品とライスという組み合わせもあってリーズナブルです。スペシャルは欲張りすぎのような気がして、「Aランチ」1100円を注文します。こちらも料理の種類を考えるとリーズナブルです。

飲み物メニューには日本酒までラインナップされています。持ち帰りもあるようです。

ビニールのテーブルクロスに紙ナプキンが用意されているところなんかが歴史の片鱗を感じさせます。
BGMにはJAZZが流れています。

30分ぐらいして料理が運ばれてきます。店員さんがお待たせしましたと申し訳なさそうです。洋食屋さんで時間がかかるのは覚悟の上です。待った甲斐があって洋食然としたビジュアルです。

お皿によそったライスには福神漬けが添えられています。

密度が高く洋食が盛り込まれています。

隠れていますがサラダとポテトサラダにウサギリンゴとナポリタンスパゲッティが添えられています。

古い洋食屋さんによくあるロースハムが付いています。半円形が2枚で丸々一枚分でマヨネーズが添えられています。エビフライは開いて揚げられていますがプリプリです。

メニューにタマゴと一品料理に揚げられていた目玉焼きは四角形で目を引きます。4個一度に焼いて切り分けているようです。半熟で黄身がとろけて流れ出ます。

エビフライの下に隠れていましたがハンバーグはかなり細長いです。しっかりミンチを感じる食感で、懐かしい昔のデミグラスソースで食べ進めます。
歴史を経ても変わらない伝統の下町洋食が楽しめるお店のようです。
吉長亭 (洋食 / 五条駅(京都市営)、四条駅(京都市営)、烏丸駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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